設備紹介

密度測定装置は日立のブランドALPHYSの最新モデルでのALPHYS LFです。
DEXA（デキサ法）を用いて腰椎・大腿骨を直接測定が可能です。
患者様の体の位置を固定する測定装具をより体に密着するようになっており、検査位置の再現性や測定精度が向上し検査値の経年変化検証の信頼性が高いです。
骨粗しょう症や代謝性骨疾患を診断する際に役立ちます。
骨の健康状態を数値化することにより、骨量の減少を早期に発見し、適切な予防や治療を行うことが可能です。

• 骨折してしまう前の骨減少症や骨粗しょう症の発見
• 将来骨粗しょう症になってしまうリスクの予測
• 定期的な測定による骨量減少速度の評価・治療の有用性、もしくは無効性の証明（治療評価）

圧力波とは痛点に高度なエネルギーを伝達し、組織の治癒および再生を促進する音波の一種です。
圧力波を患部に照射する治療法は整形外科では新しい治療法です。
足底腱膜炎や腱付着部炎など、多くの疼痛性疾患の除痛を目的とした治療に応用されています。
超音波は出力を強くすると熱を発生するため、出力を強くすることはできませんが、圧力波はほとんど熱を発生しないため、出力を強くできます。
また、超音波と違い圧力波は減衰しないため、深部に照射することが可能です。

・治療効果
血管新生／疼痛緩和／石灰化の除去／コラーゲン生成の促進／治癒促進
P物質の減少／慢性炎症を抑える効果／モビリティ（可動性）の回復
※圧力波による治療は完全な除痛を保証できません。
また患者様・疾患によって治療効果や治癒期間は異なります。
平均的な治療効果は60～80％と報告されています。

・適応疾患
足底筋膜炎／踵骨棘／アキレス腱炎／膝蓋腱炎／上腕骨外側／内側上顆炎
手根管症候群／五十肩／石灰沈着性腱板炎／慢性の腱付着部炎など
※主に慢性疾患

• LIPUSによる骨形成の促進を図る超音波骨折治療器。
• 超音波出力は2段階から選択可能。
• ふたつのプローブを同時に使用し、2方向や広範囲の照射が可能。
• 使用状況に合わせたモードの選択が可能。
• 見やすい画面表示と簡単ボタン操作で、患者様にも使いやすい仕様。

ローイング WTS03L

広背筋、菱形筋を強化して、高齢者特有の円背（猫背）を予防・改善を狙ったトレーニングマシンです。
筋力測定が可能で、現在の筋力が目に見えてわかるため、目標設定に役立ちます。また負荷が錘ではなくモーター式のため、ボタンひとつで負荷が変えられ、安全なつくりになっております。

レッグエクステンション WTS02L

四頭筋～膝周りのトレーニングマシンです。高齢になると、膝関節の可動域が狭くなる場合が多く見られます。運動することにより歩幅が広がり、膝が安定し、階段の上り下りもスムーズになります。
筋力測定が可能で、現在の筋力が目に見えてわかるため、目標設定に役立ちます。また負荷が錘ではなくモーター式のため、ボタンひとつで負荷が変えられ、安全なつくりになっております。

鎮痛と廃用性萎縮の萎縮遅延を目的とする定電流型の経皮的電気刺激装置です。不快感を与えずに電流を深部組織に浸透させます。手根管症候群、肘部管症候群などの末梢神経障害の際に使用します。

いわゆる電子レンジの原理で皮膚から筋肉までほぼ均等に加温し新陳代謝が促進されます。神経痛、関節痛、打ち身・捻挫後の慢性痛、腰痛、肩こりなどに良い適応です。

保温性の良い蒸しタオルのようなものです。患部の血行を良くし新陳代謝を高めます。腰痛、関節痛、肩こりに良い適応です。

密度とパワーの高いレーザー光を患部にあて深部に到達させることにより筋肉、腱などの炎症を緩和します。ばね指などの腱鞘炎、手指の関節炎、足関節捻挫などに良い適応です。

上肢浴用渦流浴（噴流浴）装置は、DCモーターポンプを採用することにより流量を変化させられ、低刺激での治療が可能で、術後の患者様から強い負荷をかけたい方まで幅広い用途に使用可能です。

アクアタイザー QZ260

ベッド内部に収納されているノズル噴流による水圧でマッサージする器械です。従来のマッサージチェアのようなゴリゴリとした痛みがなく、水のあたりで柔らかい治療感が出せるのが特徴です。
また、マッサージ部位やパターンによってノズルの数を切り替えることでバリエーションに富んだマッサージを提供できます。

最新のこの機種に関しては、筋肉の柔軟性を向上させるメディカルモードが搭載されており、柔軟性の向上に繋がる部位の仙骨臀筋、腰方形筋、胸椎多裂筋、肋椎関節、脚部を順番に刺激します。
各部位に合わせたノズルと独自のパターンが筋肉をほぐし、柔軟性の向上に繋げます。

椅子にすわる姿勢でそのまま牽引。
腰痛の患者様が仰臥位の姿勢をとるのはつらい・・・
もっと簡単に装具類のセッティングができないかしら・・・
そんな様々な現場の声を反映したのが、椅子にすわった姿勢のままで、牽引治療ができる「スーパートラックST-2L」
理想的な牽引治療の姿勢を自動的にセットし、効率的な治療を実現します。
さらに治療開始までのセッティングは、わずか2工程。
「スーパートラックST-2L」は、患者様のために、そしてスタッフのために、さらに進化した牽引装置です。

間欠牽引は首や腰の支持組織のマッサージ効果、ストレッチ効果、矯正効果が期待され、持続牽引（頚椎）は患部の固定効果、椎間板や椎間関節の減圧効果、ストレッチ効果があります。寝違えなどの頚部痛、ムチ打ち、肩こり、首が原因の上肢痛、腰痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛に良い適応です。